【機材・ツール別】YouTube動画のナレーションを入れる方法
ナレーションの作成方法は一つではありません。普段お使いの機材や作りたい動画のタイプに合わせて、最適な方法を選びましょう。
1. スマホ(iPhone/Android)だけで完結させる方法
最も手軽なのが、スマホの動画編集アプリの機能を使う方法です。「CapCut」や「VLLO」といった人気の無料アプリには、ほとんどの場合「アフレコ」や「録音」機能が搭載されています。
- アプリで映像のカット編集を終える。
- 編集画面にある「音声」や「録音」ボタンをタップ。
- タイムラインに合わせて、プレビューを見ながらナレーションを録音する。
- 録音した音声の音量や位置を微調整して完成。
メリットは手軽さですが、スマホ本体のマイクだと環境音を拾いやすいため、静かな場所で録音するのが成功の秘訣です。
2. パソコンの動画編集ソフトを使う本格的な方法
より音質にこだわりたい場合は、パソコンでの編集がおすすめです。USBマイクなど外部マイクを使うことで、クリアで聞き取りやすい音声が録音できます。
- おすすめソフト:DaVinci Resolve(無料)、Adobe Premiere Pro(有料)、Final Cut Pro(有料)など。
- 手順:パソコンにUSBマイクを接続し、音声録音ソフト(Audacityなど無料ソフトでOK)で先にナレーションを録音します。その後、動画編集ソフトに映像と音声ファイルを取り込み、タイミングを合わせて編集します。
3. パワーポイントの録画機能を使う方法
解説動画やセミナー動画など、スライドメインのコンテンツに最適なのがPowerPointの機能を使う方法です。意外と知られていませんが、非常に簡単にナレーション付き動画を作成できます。
- スライドを完成させ、[スライドショー] タブを開く。
- [記録] または [スライドショーの記録] ボタンをクリック。
- 録画画面が表示されるので、マイクがオンになっていることを確認し、録画ボタンを押してスライドごとにナレーションを吹き込む。
- [ファイル] → [エクスポート] → [ビデオの作成] を選択し、MP4形式で動画を保存する。
YouTubeで再生されるナレーションの3つのコツ
ただナレーションを入れるだけでなく、YouTubeの視聴者に好まれる話し方を意識すると、エンゲージメントがさらに高まります。
1
アナウンサーのような流暢なナレーションも素敵ですが、YouTubeではあなたの個性や人柄が伝わる「普通の声」の方が、視聴者との距離を縮め、ファンを増やすきっかけになります。多少の言い間違いは、むしろ人間味として魅力になることもあります。
2
視聴者は最初の数秒で動画を見続けるか判断します。ナレーションの冒頭で「この動画を見ると何がわかるのか」「どんな面白いことが待っているのか」を簡潔に伝え、期待感を煽ることが重要です。
3
一本調子の話し方は、視聴者を眠くさせてしまいます。重要なポイントは少しゆっくり、興奮を伝えたい場面は少し早口にするなど、話すスピードに変化をつけることで、動画にリズムが生まれ、最後まで飽きさせません。
「録音すら面倒…」という方への最終手段
「色々な方法はわかったけど、結局、録音したり編集したりするのが面倒…」と感じる方も少なくないでしょう。
そうなんだよな…。言い間違えのないように何度も録音して、ノイズを消して、音量を調整して…。この作業がなければ、もっとたくさんの動画を投稿できるのに…!
そんな悩みを解決するのが、前回の記事でも触れた「AIナレーション」という選択肢です。テキストを入力するだけで、人間のように自然なナレーションが自動で生成されるため、録音の手間や機材は一切不要。修正もテキストを打ち替えるだけなので、制作時間を劇的に短縮できます。
まとめ:自分に合った方法でナレーションを攻略しよう
今回は、YouTube動画のナレーションを作成する具体的な方法とコツについて解説しました。
- ナレーションはスマホ、PC、パワーポイントなど身近なツールで作成できる。
- YouTubeでは「親近感」「冒頭のフック」「テンポ」が重要。
- 録音や編集の手間をなくしたいなら「AIナレーション」が強力な選択肢になる。
動画制作のワークフローや、あなたが作りたいコンテンツの種類によって最適な方法は異なります。色々な方法を試しながら、ご自身のスタイルを見つけていくのが一番です。
もし、「ナレーション作成も、動画編集も、全部まとめてもっと効率化したい!」とお考えなら、私たちのサービスがその答えになるかもしれません。AIを活用して、面倒な作業から解放され、よりクリエイティブな企画作りに集中しませんか?
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